藝大プロジェクト2019 クラーラ・シューマン生誕200年に寄せて  第3回・上野の森オルガンシリーズ2019「オルガンが奏でる愛と告別の調べ ―クラーラとローベルト、ブラームスらの書簡と共に」



2019年10月20日(日)15:00開演 (14:15開場) プレトーク 14:30~小澤 和子

東京藝術大学奏楽堂(大学構内)

https://www.geidai.ac.jp/container/sogakudo/79124.html


文部科学省国立大学機能強化事業「国際共同プロジェクト」 東京藝術大学 演奏藝術センター企画 藝大プロジェクト2019  クラーラ・シューマン生誕200年に寄せて  全3回

第3回 上野の森オルガンシリーズ2019 「オルガンが奏でる愛と告別の調べ  ―クラーラとローベルト、ブラームスらの書簡と共に」

 「上野の森オルガンシリーズ2019」では、藝大プロジェクト2019「 クラーラ・シューマン生誕200年に寄せて」の一環として、「愛と告別」をテーマに、シューマン夫妻、友人たち(ブラームス、キルヒナー)のオルガン作品・声楽作品を、書簡朗読を交えてお贈りいたします。クラーラは結婚後、ローベルトと一緒にオルガンを学び、ピアノでは表せない響きをとても好んだそうです。またドレスデン時代の1845年、ローベルトから対位法を学び、ピアノ曲として出版されたクラーラの《前奏曲とフーガ》op.16ではローベルトがフーガのテーマを与え、第3曲の自筆譜には「オルガン用にも」と記されています。彼女とブラームス(1833~1897)やキルヒナー(1823~1903)との交流においても、オルガンは重要な役割を果たしています。また、ブラームスは、1856年のローベルト、1896年のクラーラとの告別、そして自分自身との告別にも、オルガン曲で哀悼の気持ちを表しています。  本公演では、クラーラとローベルトの結婚から始まり、ローベルトの死、キルヒナーとの恋、そしてブラームスによる死の予兆と告別のドラマを、彼らのオルガン作品・声楽曲と、日記や書簡の朗読を通じてお聴きいただきます。シューマン研究者の小澤和子特別招聘教授・マティアス・ヴェント特別招聘教授の監修のもと、オルガン科教員に加え、ゲストに本学声楽科の平松英子教授、萩原潤准教授、また、朗読にはクラーラ役に川中子みのり氏、ローベルトとブラームス、キルヒナー役に瀬戸口郁氏をお迎えし、シューマン夫妻とその友人達の愛と告別を、豪華キャストでお楽しみいただきます。どうぞお聞き逃しなく!


廣江 理枝(東京藝術大学音楽学部器楽科オルガン専攻教授・主任)



▊曲目 C.シューマン(1819~1896): 《3つ前奏曲とフーガ》より


R.シューマン(1810~1856): 《ペダル・フリューゲルのための4つのスケッチ》より  《 ペダル・フリューゲルのためのカノン形式のエチュード》より 《 バッハの名による6つのフーガ》より      オラトリオ《楽園とペーリ》より


Th.キルヒナー(1823~1903): 《オルガンのための作品》より


J.ブラームス(1833~1897): 《フーガ》 変イ短調 《 前奏曲とフーガ》 ト短調 《 4つの厳粛な歌》より 《11のコラール前奏曲》より   ほか 



▊出演 オルガン 廣江 理枝  Organ Rie Hiroe 東京藝術大学大学院オルガン専攻修了。DAAD(ドイツ学術交流会)奨学金を得てハノーファーならびにシュトゥットガルト国立音楽演劇大学に学び、ドイツ国家演奏家資格取得。オーデンセ、武蔵野市国際オルガン・コンクール最高位、シャルトル大聖堂国際オルガン・コンクール第1位および聴衆賞。東京藝術大学音楽学部器楽科オルガン専攻教授・主任。


オルガン 徳岡 めぐみ  Organ Megumi Tokuoka 東京藝術大学音楽学部器楽科オルガン専攻卒業、在学中に安宅賞受賞。同大学院修了。ドイツ国立ハンブルク音楽大学を卒業。2001年シュニットガー国際オルガン・コンクール第1位および聴衆賞、ハンブルク音楽大学でDAAD賞受賞。2002年北ドイツ放送(NDR)音楽賞国際オルガン・コンクール第2位。東京藝術大学・東京音楽大学非常勤講師。豊田市コンサートホール・片倉キリストの教会・国際基督教大学オルガニスト。


オルガン 近藤 岳  Organ Takeshi Kondo

東京藝術大学音楽学部作曲科卒業。同大学音楽学部別科オルガン専攻、同大学院修士課程オルガン専攻修了。文化庁派遣芸術家在外研修員としてフランスに留学。オルガニスト、作・編曲家として活動。東京藝術大学音楽学部・国立音楽大学非常勤講師。日本オルガニスト協会理事。


ソプラノ 平松 英子  Soprano Eiko Hiramatsu 東京藝術大学音楽学部声楽科卒業、同大学院修了。DAAD奨学生として渡独。ミュンヘン音楽大学マイスタークラス修了。シュレスヴィヒ・ホルシュタイン音楽祭、ティボール・ヴァルガ国際音楽祭他に出演。H.プライ、G.シノーポリ他と共演。湯浅譲二、細川俊夫など現代曲も手がける。ジロー・オペラ新人賞受賞。東京藝術大学音楽学部教授。


バリトン 萩原 潤  Baritone Jun Hagiwara 東京藝術大学音楽学部声楽科卒業。同大学院修了。二期会オペラ・スタジオ第41期修了時に優秀賞、平成15年度五島記念文化財団オペラ新人賞受賞。文化庁派遣芸術家在外研修員、五島記念文化財団奨学金によってベルリン・ハンス・アイスラー音楽大学大学院に学び、最優秀の成績で修了。国内外で活躍。東京藝術大学音楽学部准教授。二期会会員。


朗読 川中子 みのり  Reading Minori Kawanago(Soprano) 埼玉県立大宮光陵高等学校音楽科、東京藝術大学音楽学部声楽科卒業、同大学院修士課程声楽専攻(独唱)3年に在籍。これまでに声楽を佐々木典子、岡留昭氏の各氏に師事。ドイツで過ごした幼少期に音楽に興味を抱き、中学校の合唱経験を経て15歳より声楽を始める。「真実な言葉と音」というテーマのもとで演奏・企画・歌唱指導と幅広く活動。埼玉県立大宮光陵高等学校音楽科非常勤講師。


朗読 瀬戸口 郁  Reading Kaoru Setoguchi 俳優・劇作家/文学座所属。慶應義塾大学文学部卒業。俳優として「女の一生」「華岡清洲の妻」など文学座の舞台を中心にTV、ラジオで活躍。脚本作品に「食いしん坊万歳!」(文学座「) 真砂女」(劇団朋友「) 南の島に雪が降る」(劇団前進座)など。ストレートプレイ、ミュージカルから古典芸能までジャンルを問わず旺盛な執筆活動を展開している。脚本作品「てけれっつのぱ」(劇団文化座)が平成20年度文化庁芸術祭大賞を受賞。


プレトーク・朗読テキスト構成 小澤 和子  

Pre-concert talks・Selection & translation of reading texts Kazuko Ozawa(Musicology) 東京藝術大学音楽学部楽理科卒業。同大学院修了。DAAD奨学生として渡独。1985年『ローベルト・シューマンのアーデルベルト・フォン・シャミッソーによる歌曲集のための資料研究』によりボン大学で博士号取得。1993~2004年シューマン研究所助手。2004~2005年ライプツィヒ大学非常勤研究員。2006年以来、フリーで研究活動。これまでに『新シューマン全集』Liederband 6 をMatthias Wendtと、同Studien-Skizzenbuch IIIをMatthias Wendtと共同校訂。『シューマン歌曲集』ヘンレ版を6作品校訂。論文多数。東京藝術大学音楽学部特別招聘教授。



10月10日(木)開演19:00(開場18:15 プレトーク18:30~) 第1回 奏楽堂 詳細はこちら


10月12日(土)開演13:30(開場13:00)  第2回 東京藝術大学第6ホール 「ある『家族の絵』―クラーラとローベルトの合唱曲を中心に」 詳細はこちら



※スケジュール・曲目・出演者等は都合により変更となる場合がありますので、ご了承ください。


9回の閲覧

© 2016-2020 PERFORMING ARTS CENTER

  • さえずり
  • Facebookの社会的なアイコン
  • Instagram
  • YouTubeの
  • アカンサスマーク_edited