藝大定期 吹奏楽 第97回+管打楽器シリーズ2024
東京藝大ウィンドオーケストラ定期演奏会
2024年7月10日(水)19:00開演(18:15開場)
東京藝術大学奏楽堂(大学構内)
全席指定
一般:3,000円
学生:1,000円 ※当日は学生証をお持ちください。
※就学前のお子様の同伴・入場はできませんので、ご了承ください。
█ 曲 目
◆ジョン・フィリップ・スーザ:時の勝利 John Philip Sousa:Triumph of Time
◆アルフレッド・リード:吹奏楽のための第7組曲 (飛行の世紀) Alfred Reed::Seventh Suite for Band (A Century of Flight)
◆フィリップ・スパーク:トロンボーン協奏曲 Philip Sparke:Trombone Concerto for Concert Band トロンボーン独奏:オラフ・オット Trombone Solo:Olaf Ott
◆パーシー・オルドリッジ・グレインジャー:コロニアル・ソング Percy Aldridge Grainger:Colonial Song
◆パーシー・オルドリッジ・グレインジャー:岸辺のモリー Percy Aldridge Grainger:Molly on the Shore
◆パーシー・オルドリッジ・グレインジャー:不変のド Percy Aldridge Grainger:The Immovable Do
◆パーシー・オルドリッジ・グレインジャー:ガムサッカーズ・マーチ Percy Aldridge Grainger:“The Gum-Suckers” March
◆田村 文生:葵上 Fumio Tamura:Lady Mallow
◆クロード・トーマス・スミス:華麗なる舞曲 Claude Thomas Smith:Danse folâtre
█ 出 演
トロンボーン:オラフ・オットTrombone:Olaf Ott
ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団首席トロンボーン奏者。ドイツ出身。ドルトムント音楽大学卒業。1985年デュイスブルク交響楽団首席トロンボーン奏者(ライン・ドイツ・オペラ兼任)、89~94年ベルリン市立歌劇場(現ベルリン・ドイツ・オペラ)首席トロンボーン奏者を経て、94年ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団に入団し、99年以来、首席トロンボーン奏者を務める。オーケストラでの活動とベルリン・フィルハーモニー・ブラス・アンサンブルとしての活動のかたわら、82年に結成されたトリトン・トロンボーン四重奏団として86年ハンガリーのバラチで行われた国際金管室内楽コンクール第1位、92年東京国際コンクール室内楽部門第3回べスト・トロンボーン・クァルテット特別賞)受賞。89年フィリップ・ジョーンズ国際金管室内楽コンクール、2000年国際トロンボーンフェスティバルに招待される。06年四重奏団として来日し、NHKで放送される。2015年4月ワーナーミュージック・ジャパンより、CD「オラフ・オット/トロンボーンとピアノのためのフランス音楽」をリリースした。
指 揮:大井剛史Conductor:Takeshi Ooi
2024年4月、東京佼成ウインドオーケストラ常任指揮者に就任。17歳より指揮法を松尾葉子氏に師事。東京藝術大学指揮科を卒業後、同大学院指揮専攻修了。若杉弘、岩城宏之の各氏に指導を受ける。1996年安宅賞受賞。スイス、イタリア各地の夏期講習会においてレヴァイン、マズア、ジェルメッティ、カラプチェフスキーの各氏に指導を受ける。2007〜2009年チェコ・フィルハーモニー管弦楽団で研修。2008年アントニオ・ペドロッティ国際指揮者コンクールで第2位入賞。在学中より東京二期会、新国立劇場などのオペラ公演で副指揮者をつとめ、2002年「ペレアスとメリザンド」(ドビュッシー)を指揮してデビュー。その後はオペラのほかバレエ、ミュージカル、日本舞踊との共演など多くの舞台公演を指揮。仙台フィルハーモニー管弦楽団副指揮者(2000~2001)、ニューフィルハーモニーオーケストラ千葉(現・千葉交響楽団)常任指揮者(2009~2016)、山形交響楽団指揮者(2009~2013)、同正指揮者(2013~2017)、東京佼成ウインドオーケストラ正指揮者(2014-2024)を歴任。このほか全国の主要オーケストラを指揮している。レパートリーは極めて広く、オーソドックスな管弦楽/吹奏楽の作品を中心として、現代音楽の初演、ゲーム音楽、映画音楽、ポップスなどありとあらゆる音楽を手がける。トーク付きのコンサート、また子供のためのコンサートなどを通じて、より多くの方々に音楽に親しんでいただくことに情熱を注いでいる。東京藝術大学音楽学部器楽科非常勤講師(吹奏楽)、尚美ミュージックカレッジ専門学校客員教授。
演 奏:東京藝大ウィンドオーケストラOrchestra : Tokyo Geidai Wind Orchestra
音楽学部器楽科管打楽器専攻学生を中心に組織された「東京藝大ウィンドオーケストラ(TGWO)」は、日本の吹奏楽界に多数の人材を輩出してきた歴史ある吹奏楽団である。1935年に東京藝術大学音楽学部の前身、東京音楽学校に設置された生徒吹奏楽団を出発点とし、当時は海軍軍楽隊のメンバーにサポートされて活動を行っていたが、1949年、奏者の確保と軍楽にとどまらない芸術的な吹奏楽を確立するべく、学生、教員、卒業生等によって吹奏楽研究部が結成された。1951年日比谷公会堂において、山本正人指揮による第1回吹奏楽定期演奏会を開催し好評を博して以来、自由な編成で幅広い作品に取り組んでいる。年間の活動としては、年2回の定期演奏会のほか、各地での出張演奏を行っている。2008年からは日本の吹奏楽発祥の地、横浜の「馬車道まつり」にも参加している。長年「藝大ブラス」の通称で親しまれてきたが、昨今、吹奏楽団に対する呼称「ブラスバンド」に代わって「ウィンドオーケストラ」が一般的になってきている事情を鑑み、また「ブラス」の訳語が「金管楽器」であるために起こる混同を避けるため、2011年第77回定期演奏会をもって「藝大ブラス」から「東京藝大ウィンドオーケストラ」へと改名した。2015年よりCDの制作に取り組んでおり、2022年には「JAZZ in 藝大」の企画で、本多俊之氏とのコラボレーションCDをブレーン株式会社よりリリース。近年では、シカゴ・ミッドウェストクリニック(2016)、日本吹奏楽指導者クリニック(2018)、南仏でのフェスティヴァル・ダンシュ・ダジュール(2019)などに参加し、国内外で高い評価を得ている。
※スケジュール・曲目・出演者等は都合により変更となる場合がありますので、ご了承ください
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