戦火に散った若き作曲家たち、戦争の中で懸命に芸術への道を模索した若き音楽家たち。彼らの想いはどれだけのものであったでしょうか?
演奏藝術センターでは、音楽学部大学史史料室と連携しながら、「戦没学生のメッセージ」プロジェクトを展開してまいりました。
そして来る8月7日(土)15時から上野公園内の「旧東京音楽学校奏楽堂」において、「戦没学生のメッセージⅢ」として、『里帰りコンサートin旧奏楽堂』を開催いたします。
東京藝術大学音楽学部の前身「東京音楽学校」に学んだ学生たちにとって、当時は校舎の正面中央2階に位置していた奏楽堂は、学友たちと過ごした学校生活のシンボルであり「心の故郷」でした。戦後76年を経て、戦没学生と学友たちの魂が、この特別な場所で再び出逢います。
本公演では、戦没学生の作品をはじめ、戦禍の中で真摯に芸術と対峙した作曲家たちの作品を辿りながら、もうひとつの音楽史に想いを馳せたいと考えております。
本公演は、クラウドファウンディングで皆様のご支援を仰ぎ、昨年実施する予定でしたが、コロナ禍のため今年度に延期されました。改めてご支援いただきました皆様方、公演の実現にご協力賜りました皆様に感謝申し上げます。
また併せて、コンサート当日を含む8月1日から12日まで、旧奏楽堂展示室にて関連資料の展示をいたしますので、ご高覧いただけますと幸いです。
詳細はこちらをご参照ください。皆様のご来場を、心よりお待ち申し上げております。
2021年8月7日(土) 15:00開演(14:00開場)
台東区立旧東京音楽学校奏楽堂(上野公園内)
※未就学児の同伴・入場はご遠慮いただいております。
また新型コロナウイルス感染症の状況次第では、開催できない場合もありますのであらかじめご了承ください。
♦6/23(水)~販売開始
入場料 3,000円 (全指定席)
※旧奏楽堂は、大学構内ではなく上野公園内(本学の隣)にございますので、ご来場に際してはご注意ください。
※コロナ対策のため、当日券のご用意はございません。必ず前売り券のご購入をお願いいたします。
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